国内キャッシュレス市場規模とコインパーキング業界に与える影響
私たちの生活にキャッシュレス決済が浸透してきています。クレジットカードだけではなく、さまざまなスマホ決済サービスが登場し、それらを使用できる店舗も増加しています。コインパーキング業界としても、押さえておくべき動きです。今回は、キャッシュレス決済にまつわるデータ、そして駐車場業界とキャッシュレス決済の関連について見ていきましょう。
キャッシュレス決済市場規模は89兆円に
矢野研究所の調べによると、国内キャッシュレス決済市場規模は拡大の一途です。2018年度の国内キャッシュレス決済市場規模(現金以外の支払い手段での決済総額)は約82兆円に達し、2019年度には約89兆円を超えると予測されています。
※参照元 URL 矢野研究所
https://www.yano.co.jp
また、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、訪日外国人客がキャッシュレスで商品やサービスの支払いができるように、キャッシュレス決済インフラの整備がさらに進行しています。
今後キャッシュレス決済対応のコインパーキングは増えていく
今後、コインパーキング業界においてキャッシュレスはどのような影響があるのでしょうか。
コインパーキングは、利用した分だけ料金を支払うと、フラップが上がるなどして車が出られる仕組みです。中には、精算機にクレジッドカード決済などが導入されているケースもあります。
いつの時代も、駐車場運営会社はユーザー目線で駐車場の整備にあたっています。今後はキャッシュレスなどの普及に伴い、駐車場運営会社も精算機などにキャッシュレスで支払い可能になる技術システムを導入していくこととなるでしょう。交通系ICカードやQR決済といった新しいキャッシュレス決済が導入される日は遠くないと考えられます。
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