コインパーキングとコンテナボックスの組み合わせで土地活用の収益最大化を
土地はオーナーにとって大事な資産。しかしながら、土地面積が十分にあったとしても、敷地全てをコインパーキングにすることが難しい場合があります。中には、土地立地条件やエリアによって、駐車できる台数が、想定より少なくなることも。こうした状況を打開する手段として、空いたスペースにコンテナボックスを設置する事例が増えています。今回は、コインパーキングとコンテナボックスの組み合わせについて解説します。
駐車スペースにできない区画にコンテナボックスを設置し収益増を
コインパーキングを経営する際、土地の形や接する道路の状況により、敷地全てを駐車スペースにできない場合があります。そのような場合、コンテナボックスを設置することで収益を増加させることができる可能性があります。
こちらは都内でコインパーキングの空いたスペースにコンテナボックスを設置し、有効活用している、実例です。コインパーキングの収益以外に、コンテナボックスの利用料が収益となります。
月極め駐車場の稼働率低下をコンテナボックスで補う手法も
駐車スペースにできない区画だけでなく、それ以外の部分にも、あわせてコンテナボックスを設置するやり方もあります。例えば、月極駐車場にしたものの、稼働率が低下。周辺にはアパートや団地が多く、コンテナボックスの需要があると見込まれる場合などです。
結果的に、月極め駐車場の稼働率が上がり、かつコンテナボックスによる収益も期待できます。ポイントは「収益の最大化」。ここから逆算して戦略を立てるとよいでしょう。
コンテナボックスを設置する場合は駐車場管理会社に相談できる
コインパーキングにコンテナボックスを設置することで、土地全てを有効活用できます。しかし、立地や土地の形状によって向き不向きがあります。
設置を検討する場合、駐車場管理会社に相談してみるのもよいでしょう。需要予測から、見取り図の作成、コンテナの発注・設置まで一貫して対応してくれる管理会社もあります。「収益の最大化」を目指し、しっかりと戦略を立ててくださいね。