高賃料に飛びついた結果オーナーを待っていたものとは…? 駐車場経営の失敗事例(1)
さまざまな土地活用がある中で、初期費用を抑えて安定した収入を得られるのがコインパーキング事業です。成功事例ばかりに目がいきがちですが、実は失敗事例も世の中には数多く存在します。今回は、ある土地オーナー様の事例をご紹介しましょう。
最も高い賃料を選んだAさん
コインパーキングをはじめとする駐車場経営を考えた土地オーナー様は、複数の駐車場管理会社から相見積もりを取ることが一般的です。土地オーナーAさんも、そんな一人。コインパーキング運営の相見積もりを取った結果、最も高い賃料収入を提示した駐車場管理会社に駐車場経営を任せることにしました。
毎月安定した収入が手に入ったAさんは、安心して日々の暮らしを送っていました。すると半年後、突然Aさんの携帯電話が鳴りました。電話をかけてきたのはその駐車場運営会社の担当者。なんと賃料の値下げをお願いする内容でした。
わずか半年後に賃料が半分に!?
提示された賃料は現状のなんと半額。わずか半年でなぜこれほど下がるのか理解できなかったAさんは、その理由を駐車場管理会社に尋ねました。駐車場管理会社の回答は、こうでした。
近隣コインパーキング料金が変化した。稼働率を考慮するとそれに合わせざるを得ない−−。
お客様のことを第一に考える駐車場管理会社を選ぼう
結局Aさんは賃料の値下げに応じ、収入は激減したといいます。この事例のように、高い賃料だけで駐車場管理会社を選定することは、リスクも伴います。収益だけでなくお客様の事を第一に考えてくれる、信頼できる駐車場管理会社を選定するようにしましょう。
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