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路上駐車車両への衝突で年間35人が死亡 駐車協会が発表した「駐車対策の現状2018」

路上駐車車両への衝突で年間35人が死亡 駐車協会が発表した「駐車対策の現状2018」

(一社)全日本駐車協会と(一社)東京駐車協会が、「駐車対策の現状2018」を発表しました。独自の調査データにもとづき、2016年度の路上駐車問題や駐車車両への衝突事故、110番通報の件数をまとめたものです。

路上駐車台数が増加

調査によると、東京都特別区おける瞬間路上駐車台数は、約5万7000台。前年比で約0.5%増とのことでした。これらは、幹線道路における交通渋滞の要因となっているほか、路上に駐車された車両への衝突事故などの交通事故が後をたちません。道路交通への著しい障害となっています。

駐車車両への衝突事故が多数発生

路上駐車車両への衝突による交通事故については、人身事故が832件発生。そのうち死亡事故が31件(死者35人)となっています。

また、直接衝突していないものの、駐車車両に起因した交通事故も発生しています。人身事故は1565件、そのうち死亡事故が4件(死者4人)。年々減少していますが、看過できないレベルであるといえるでしょう。

駐車問題に関する110番通報も9万件以上

駐車問題に関する要望・苦情・相談の110番通報も、約9万3000件寄せられています。110番通報の要望・苦情・相談に関する通報件数の、約13.1%を占めており、日常的に駐車場関係の苦情などが寄せられていることがよく分かります。

このように、駐車場関係の事故やトラブルは、毎年膨大な件数発生しています。関連事業者が話し合うなどして、今後早急な対策が求められます。

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