新型コロナウィルスは不動産業界や駐車場業界にどの様な影響を与えるのか?
世界中で感染拡大が広がる新型コロナウイルス。日本においても、社会や経済に大きな影響を与えています。当然、不動産業界や駐車場業界にも、多大なるダメージを受けています。
不動産会社 71社を対象にしたアンケート調査によると、新型コロナウイルスによる「影響はある」と答えた会社が44社、「影響はない」と答えた会社が12社、「どちらとも言えない」と答えた会社が15社だったといいます。
ここでいう「影響」とは、具体的にどういったものなのでしょうか。例えば、あるリフォームを中心に扱う不動産会社。一見、関係ないように思えますが、実は家の中の様々な部品、部材は多くが中国で生産されています。洗面台や流し台、ユニットバス。中国における生産がストップしているため、これらの部品、部材が輸入できず、リフォームに大きな遅れが出たり、リフォームできなかったりといったケースが続出しているそうです。
駐車場業界に対しても、まだ具体的なデータはありませんが、今後悪影響を及ぼす恐れがあります。
現在、多くの施設が休止したり、企業が在宅勤務を進めたりといった対策が進められています。必然的に車を利用する機会も減少し、コインパーキングの稼働が低下する可能性があります。
もちろん、この状況が永遠に続くわけではありませんが、注意深く見守っていく必要があるといえるでしょう。
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